S社様(サービス業)より、チームコーチングのご依頼をいただきました。
マネージャー4名への個別コーチングを終えた後、
「この経験を、チームと組織の力に変えたい」という発想から生まれた取り組みです。
【ご依頼の背景】
個別コーチングは、個人の内側を深く掘り下げます。
しかしその気づきと変化が、当人の中だけに留まってしまっては、
組織として得られる成果は限られます。
S社様がご相談くださったのは、まさにその「橋渡し」でした。
「マネージャーたちがコーチングを通じて得たものを、
チームのナレッジとして共有し、組織運営に活かしたい」
個人の変容を、チームの変容へとつなげる——
それがこのチームコーチングの核心でした。
【チームコーチングとは】
チームコーチングは、チームや組織という「システム」全体を扱うコーチングです。
個人コーチングが「私」を主語にするとすれば、
チームコーチングは「私たち」を主語にします。
チーム全体を一つの存在として捉え、メンバーが共に実現したい未来を対話を通じて創っていきます。
また、チームは固定的なものではなく、常に変化し続ける”生き物”です。
その場で起きている関係性や可能性をリアルタイムで扱いながら、
チーム全体の力を共に引き出していくのがチームコーチングの特徴です。
個人の変容と組織の変容は、切り離せません。
個人の意識・行動の変化がチームに影響し、チームの変化が再び個人を成長させる——
その循環を意図的につくることが、チームコーチングの目指すところです。
【実施内容】
今回は、以下の構成でセッションを設計しました。
参加者:マネージャー4名+上長
セッションの流れ
1. 個別コーチングの振り返りを各自が語る
個別セッションの内容は守秘義務により共有しません。
「コーチングを受けて、自分の中で何が変わったか」を、
各マネージャーが自分の言葉で語ります。
2. 3つの視点でビジョンと行動計画をディスカッション
ホワイトボードや模造紙を使い、以下の3つの視点から対話を深めました。
・As a Client(コーチングを受けた一個人として)
・As a Leader(リーダーとして部下にどう関わるか)
・As Our Team(このチームとして、どこへ向かうか)
3つの視点を行き来することで、個人の気づきがチームの共通言語へと育っていきます。
【変化の前後】
Before:マネージャー個々がコーチングで得た気づきを持っているが、
それぞれの内側に留まっており、組織としての力にはなっていない。
After:チームで対話したことで、組織の中長期計画・年次計画と
個人・チームの目標・行動計画が同じベクトルを向くようになった。
「私の目標」が「私たちの方向性」と重なり、一体感が生まれた。
組織の中でこんな課題を感じている方へ
「研修やコーチングを実施しているが、現場に定着しない」
「チームの一体感が薄く、バラバラに動いている」
「対話を通じて、組織としての意思決定の質を上げたい」
チームコーチングは、そのような場面で力を発揮します。
個人の学びを組織の変容へとつなぐ、その設計からご相談ください。
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