News(コラム/チーム支援)

チーム支援 2025.10.08

10.【セカンドライフ・チームコーチング】もう一つの「ホーム」を持つということ——定年後のサードプレイスと、居場所をつくる力

定年退職後、一番最初に失うのは何だと思いますか?

お金でも、健康でも、地位でもありません。
多くの方が最初に実感するのは、
「毎日行く場所がなくなった」という感覚です。

30年以上、朝に行き先があった。
帰れば「お疲れさまでした」と言われた。
自分の席があり、自分の役割があった。

それがある日、消える。

サードプレイス、という言葉があります。
家でも職場でもない、第三の居場所。
定年後の人生において、これを持てるかどうかは、
想像以上に大きな差を生みます。

 

【サードプレイスに「入れない」理由】

「地域のコミュニティに参加してみては」
「趣味のサークルに入れば」

アドバイスは簡単です。
しかし、実際に動けない方は少なくありません。

理由を聴くと、こんな言葉が出てきます。

「どこに行けばいいかわからない」
「途中から入るのが気まずい」
「定年前のような役割を期待されても困る」
「いまさら新しい人間関係を作れる気がしない」

これらは、意志の弱さではありません。
「自分がどういう人間で、何が好きで、何ができるか」が
曖昧になっているときに起きる、ごく自然な反応です。

コーチングでよく聞く言葉があります。
「昔は仕事のことで頭がいっぱいで、
自分が何をしたいかなんて、考えたことがなかった」

サードプレイスに入れない本当の理由は、
「場所がない」のではなく、
「自分の軸がまだ言語化できていない」ことが多い。

 

【サードプレイスが機能するとき】

一方で、サードプレイスが本当に「ホーム」になっている方を見ると、
共通することがあります。

「自分にできることを、誰かの役に立てている」

読書会で、本の読み方を自然に教えている。
ボランティアグループで、昔の経験が活きている。
地域のカフェで、誰かの話を聴く役になっている。

これは偶然ではありません。
「自分の強みで誰かに貢献できている」という実感こそが、
その場所を「居場所」に変えます。

サードプレイスに生まれる緩やかなチームは、
チームコーチングが目指す状態と重なっています。

肩書きが関係ない場で、対等に話せる。
得意なことで自然に役割を担う。
感謝が言葉で伝わる。
失敗しても「また来ればいい」と思える。

形式はなくても、機能としては最高のチームです。

 

【コーチングが果たす役割】

サードプレイスを探している方へのコーチングは、
「どこに行くか」を決めることではありません。

「あなたにとって心地よい場はどんな場か」
「人と関わるとき、何があれば安心できるか」
「これまでの経験の中で、誰かの役に立てたと感じた瞬間は?」

こうした問いを通じて、
自分の軸を言語化するプロセスを支援します。

軸が見えると、選択肢が絞れます。
「行ってみようか」という気持ちが生まれる。

そして一歩踏み出したあとも、
「馴染めているか」「自分らしくいられるか」を
定期的に確認する伴走が、安心感を作ります。

 

【FPの視点から:サードプレイスとお金の話】

蛇足に聞こえるかもしれませんが、
サードプレイスにはお金の話も関係します。

参加費・交通費・会食費・趣味の道具。
これらが「費用」ではなく「投資」に変わる感覚を持てているか。

CFPとして多くのライフプランを見てきた中で、
老後の資産が同じでも「使える人」と「使えない人」の差は、
「お金を使う先があるかどうか」です。

サードプレイスへの支出を計画的に組み込む。
それは生活費の節約より、豊かな老後に直結します。

「趣味やコミュニティに月いくら使っていいか」という問いに、
FPとして一緒に考えることもできます。

 

【こんな方のご相談をお受けしています】

・定年後の「行き場所」をどう作ればいいか迷っている
・サードプレイスを探しているが、最初の一歩が踏み出せない
・老後の時間とお金の使い方を、整理したい
・コーチングとFPの両方の視点でセカンドライフを設計したい

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