News(お知らせ)

お知らせ 2026.03.04

【4月からの1on1】異動・昇進シーズンに、新しい関係をうまく始める5つのコツ


4月がやってきます。

異動、昇進、新メンバーの着任——
リーダーにとってこの季節は、新しい1on1関係が一斉に始まる
タイミングでもあります。

「何を話せばいいかわからない」
「前の上司と比べられそうで緊張する」
「メンバーがなかなか本音を言ってくれない」

そんな声をよく聞きます。
今回は、新しい関係のスタートをうまく切るための1on1のコツを5つお伝えします。

 

1. 最初の1on1の目的は「話してもらうこと」

4月の1on1で最も大切なことは、リーダーが「伝える」場にしないことです。
目標や方針の説明は別の場でできます。
1on1の時間は、メンバーが自分のことを話せる場として設計してください。

まず聞いてみてください。
「最近どうですか?うまくいっていることはありますか?」

たったこれだけで、場の空気が変わります。

 

2. 「聞いています」のサインを意識的に送る

メンバーが話してくれるかどうかは、
リーダーの「聞く姿勢」にかかっています。

意識したいのは4点です。

・姿勢 前のめりで。のけぞらない。
・表情 柔らかく、かつ真剣に。
・うなずき 話を遮らず、適度に。
・相槌 機械的にではなく、想いを乗せて。

「話してよかった」と感じてもらえるかどうかは、
内容よりも「どう聞いてもらえたか」で決まります。

 

3. 「具体と抽象」を行き来して理解を深める

メンバーの言葉は、しばしば抽象的です。
「なんとなく不安で」「うまくやっていきたくて」——
その言葉をそのまま受け取ると、本当の課題を見逃します。

2つの問いを使い分けてください。

具体化する:「具体的にはどんなことがありましたか?」
抽象化する:「つまり、どういうことだと感じていますか?」

この往復が、メンバー自身の気づきを深めます。

 

4. How→Where→Why の順で聞く

新しい関係では、最初から深い質問をすると警戒されます。
まず事実から入り、徐々に意味へと近づいていく順序が有効です。

1週間どうでしたか?(How)
具体的にどこがうまくいきましたか/いきませんでしたか?(Where)
それはなぜだと思いますか?(Why)
いつまでに、何をしますか?(When/What)

この流れは、メンバーが自分の経験を自分で振り返る構造になっています。
リーダーが答えを出すのではなく、メンバー自身が気づいていく——
それが1on1の本来の力です。

 

5. 「間」を怖れない

慣れないうちは、沈黙が怖く感じます。
でも、沈黙はメンバーが考えている時間です。

深い気づきは、すぐには言葉にならないことがあります。
リーダーが急いで次の質問をすると、その思考を遮ってしまいます。

問いかけたあと、少し待つ。
それだけで、1on1の質は大きく変わります。

4月の1on1は、関係の「土台」を作る場

異動や昇進直後のメンバーは、環境変化の中で多かれ少なかれ不安を抱えています。
その時期に「この人は自分の話をちゃんと聞いてくれる」と感じてもらえるかどうかが、
その後の信頼関係を大きく左右します。

1on1は、業務報告の場ではありません。
メンバーの思考と成長を支援する、リーダーとしての最も重要な時間のひとつです。

「1on1をもっとうまくやりたい」「チームとの関係をどう築けばいいか」
そのようなご相談も、コーチ・コンパスにお気軽にどうぞ。

▶ 管理職・リーダー向けコーチングサービスはこちら
https://www.coach-compass.com/service/coaching

▶ 企業向け研修・1on1導入支援はこちら
https://www.coach-compass.com/service/training

▶ お問い合わせはこちら
https://www.coach-compass.com/contact

Contact

各種ご相談・お問合せについては
[お問合せ]ページからお気軽にお寄せ下さい。

お問い合わせ